[ピークチャレンジ] 戦うことより、クローゼットの空き枠のほうがずっと気になっていたゲーム、エルソード

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[ピークチャレンジ] 戦うことより、クローゼットの空き枠のほうがずっと気になっていたゲーム、エルソード

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初めてエルソードを始めたとき、目標はとてもシンプルでした。

キャラクターをひとり選んでダンジョンを素早く回り、装備を整えながら難しい区間まで進んでみること。アクションゲームなのだから、いちばん長く印象に残るのはきっと戦闘だろう――そう思っていました。

けれど時間が経ってみると、私がもっと頻繁に開いていたのは装備欄ではなく、クローゼットのほうでした。

イベントでもらった衣装の一部位を登録して、まだ持っていない頭飾りを探し、ほかのキャラクターに似合いそうな色を比べる。ある日はダンジョンを3回回って終えただけなのに、コーデを変えるために村で1時間以上立ち止まっていたこともありました。

私が集める楽しさをいちばん強く感じたNEXONゲームはエルソードです。

強くなるために必要なものだけを集めていたわけではありません。なくてもゲームの進行には困らないのに、空欄のままにしておくと妙に気になってしまう衣装やアクセサリー、ペットや称号がありました。

そうしたものがひとつずつ増えていくほど、自分のアカウントに時間が刻まれていくような感覚がありました。

始まりはイベント衣装一式でした

最初から収集が好きだったわけではありません。

当時はキャラクターの見た目より、まず能力値を見ていました。イベントでもらった衣装も、性能面で役に立たなければ倉庫にしまったままでした。

そんな中で、気に入った衣装の上着をひとつ手に入れました。

上着だけを着せたときはかなり良く見えたのですが、手持ちのズボンとは色がまったく合いませんでした。そこで同じ雰囲気の下衣を探し始めたのですが、下衣を手に入れると今度は靴が浮いて見えます。靴まで変えると、今度は髪型まで気になってきました。

最初は一部位だけ変えるつもりだったのに、気づけば一式を完成させていました。

最後の部位を揃えた日は、戦闘力が上がったわけでもないのに、新しく装備を整えたときと同じくらいうれしかったです。村に立たせて前後から眺めながら、スクリーンショットも何枚も撮りました。

そのときから衣装は、ただキャラクターに着せるだけのものではなくなりました。

どの時期にどんなイベントがあって、どのキャラクターを主に育てていたのかを思い出させてくれる記録になったのです。

キャラクターが増えるほど、集め方も変わっていきました

エルソードは、キャラクターごとに見た目や雰囲気がはっきりしていました。

あるキャラクターによく似合っていた衣装を、別のキャラクターにそのまま着せると、思った以上にちぐはぐに見えることがよくありました。明るい色が映えるキャラクターもいれば、暗い色やきちんとした服のほうが自然に見えるキャラクターもいます。

最初はどのキャラクターも、似たような方向でコーデしていました。

黒と白を中心に合わせれば失敗が少なかったからです。けれどキャラクターが増えるにつれて、誰が誰かわからなくなるほど似通ってしまいました。

そこで、キャラクターごとにひとつずつ基準を決めました。

あるキャラクターは制服のようにきちんとした服、別のキャラクターは戦闘服、また別のキャラクターは季節衣装を中心に集める。そうやって方向を分けると、新しい衣装が出たときも誰に渡すかをすぐ決められました。

やみくもに数を増やしていた頃よりも、キャラクターごとに小さな展示場を作っていくような感覚があって、そのほうがずっと楽しかったです。

ペットは性能より、一緒に過ごした時間が残りました

衣装の次に印象に残っている収集要素は、ペットでした。

最初は戦闘の助けになるかどうかをまず確認していました。攻撃が得意か、便利な機能があるか、育てる価値があるか――そういう点を見ていたのです。

でも実際に長く連れて歩いたペットは、必ずしもいちばん性能のいいペットではありませんでした。

序盤から一緒にいたペットは、能力が平凡でもなかなか替えづらいものでした。ダンジョンの結果画面にも、村で撮ったスクリーンショットにも、ずっと一緒に写っていたからです。

新しいペットを手に入れてもしばらく試したあと、また元のペットに戻ることもよくありました。

収集リストの上では同じひと枠でも、実際に連れて歩いた時間によって愛着はまったく違いました。そういう違いがあったからこそ、ペット集めは単に数字を埋めるだけでは終わらない面白さがありました。

称号ひとつのために、普段は行かないダンジョンも回りました

称号もまた、思っていた以上に長く気にしていた要素でした。

能力面で必要になる称号もありましたが、名前や見た目が気に入って、どうしても欲しくなることもありました。

大変だったのは、普段なら行かないダンジョンを何度も回らなければならないときです。

最初のうちは楽しかったのですが、回数が重なるにつれて少しずつ疲れてきました。それでも進行度がほとんど埋まっているのを見ると、途中でやめるのが難しくなります。「ここまでやったんだから今日終わらせよう」と思って、さらに1、2周していました。

称号を手に入れた瞬間は、すぐに装着して村で確認しました。

数日後には別の称号に変えることもありましたが、リストに登録された痕跡は残ります。装備は入れ替えれば倉庫に入っていきますが、収集記録はアカウントの一部として残る――その点がとても好きでした。

長く収集を続ける中で決めた基準

最初は目に入るものを全部集めようとしていました。そうしているうちに、ゲームを楽しむよりも、持っていないものばかり数えるようになっていました。

その後は、いくつか自分なりの基準を決めました。

まず一度に一種類だけ集めること。

今月は衣装、次はペットというふうに目標を分けました。複数のリストを同時に埋めようとすると、資源も足りなくなるし、何を手に入れたのかも覚えにくかったからです。

二つ目は完成できるセットから選ぶこと。

手に入りにくい一部位のために残りをずっと保管していると、倉庫ばかりが煩雑になってしまいました。今持っている部位が多いものや、イベントで残りを手に入れられるセットから揃えるほうが満足感は高かったです。

三つ目はアイテムを売ったり整理したりする前に、登録の有無を確認すること。

見た目の似たものが多くて、すでに登録したと勘違いしたことがありました。逆に、まだ登録していないものを急いで整理してしまい、あとでまた手に入れるために時間を使ったこともありました。

四つ目はイベント期間を先に確認すること。

ショップや交換所がイベント終了と同時に閉じるのか、報酬をあとからでも受け取れるのかを先に確認していました。最終日にまとめて交換しようとして、必要な材料が少し足りなかったことがあったからです。

最後に完成したコーデはスクリーンショットで残すこと。

あとで衣装を変えてしまうと、以前の姿は意外と思い出せません。村とダンジョンで一枚ずつ残しておくと、小さなアルバムのように見返せました。

集めることが宿題になり始めたら、止めるようにしました

収集系のコンテンツは空欄が見えるぶん、つい続けたくなります。

でも、すべての項目を埋めようとすると、楽しさより負担のほうが大きくなってしまいます。私も取り逃したイベント衣装や手に入りにくいものをずっと探しているうちに、ゲームを起動すること自体がしんどくなったことがありました。

それからは、完璧に埋めることを目標にするのをやめました。

自分の好きなキャラクターの衣装を何着か、長く連れて歩きたいペット、名前が気に入った称号。そのくらいだけを目標にしました。

空欄が残っていても大丈夫でした。

むしろ全部を埋め切っていなかったからこそ、次のイベントで気に入ったものを見つけたとき、また集める理由が生まれたのだと思います。

収集品を見ると、プレイしていた時期が思い浮かびました

ゲームを長く続けていると、装備の性能も戦い方も少しずつ変わっていきます。

それでも昔手に入れた衣装やペットを見ると、その頃に何をしていたのかは不思議と記憶に残っています。友だちとダンジョンを回って手に入れたもの、イベント最終日にどうにか交換した衣装、資源が足りずしばらく悩んでから買ったアクセサリー――それぞれに違う思い出がありました。

だからエルソードでの収集は、図鑑の数字を増やすだけのものではありませんでした。

自分が通ってきた時間を保管することでもあったのです。

キャラクターを強く育てることに少し疲れたときでも、クローゼットを開いてコーデを変え、ペットを選んで村を歩き回るだけで、またログインする理由が生まれました。

私にとって、集める楽しさのある良いゲームとは、いちばん多くのものを持っているゲームではありません。

集めたもの一つひとつに、「これはあのとき手に入れたんだ」という記憶がついてくるゲームです。

そういう意味でエルソードは、戦闘が終わったあともクローゼットやリストをつい長く眺めてしまうゲームでした。

みなさんはゲームの中で、性能の良いアイテムと見た目の良い収集品のどちらを、より長く残しておきますか?

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